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【梅雨の時期に気をつけたい介護のポイント】

カテゴリー:スタッフのブログ

2023年5月19日

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高温多湿になる梅雨の時期は、高齢者介護施設においてさまざまなリスクが発生します。

例えば濡れた床での転倒や、蒸れによる肌トラブルなど。他にも梅雨の時期ならではのリスクが多数あるのです。

利用者さんの心身のバランスが崩れやすく、悪くすれば介護施設での事故や疾病につながるケースもあります。

利用者は高齢者なので、ちょっとしたトラブルが生命の危機につながりかねません。

想定されるトラブルを未然に防ぐ対策が大切です。

そこで今回は、梅雨の時期に高齢者介護施設で気を付けたいことについてまとめました。

 

介護施設で起こりがちなトラブル

 

 

転倒事故

高齢者である介護施設の利用者さんは、関節拘縮や筋力低下により歩く際に足が上がりにくく、

不安定な歩き方になりがちです。そのため、介護施設の中でも高齢者の転倒事故が起こります。

 

脱水症状

脱水症状は命を落とすこともある危険な状態です。

特に高齢者にとっては、脱水症状に陥ると自律神経の

コントロールが働きにくくなるため、危険な状態に陥りやすいです。

 

食中毒

温多湿の季節は、細菌が増殖するためには好条件が揃っています。

また食物や皮脂汚れは最近にとっては栄養素になるため、細菌は増殖するのです。

細菌が増殖した食物を食べれば食中毒を起こし、嘔吐や腹痛、下痢などの症状が現れます。

そうなると高齢者は脱水症状に陥りやすくなり、場合によっては生命の危険が生じます。

 

皮膚トラブル

オムツを使っている利用者さんの場合、

長時間交換できない状態が続くと、オムツ内がとても蒸れた状態になります。

特に梅雨の時期になると、オムツかぶれが介護施設で発生しやすくなります。

また介護施設では靴下や靴を履いて長時間過ごすことも多く、足もとが蒸れやすくなります。

その結果指の股がふやけて破れてしまい、細菌が繁殖して水虫の症状になってしまうのです。

 

 

対策

 

 

・床を乾燥した状態にする

・発汗量や水分摂取量を把握する

・食材は早いうちに使い切る、食べ切る

・定期的に寝具を交換し、清潔に保つ

 


 

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