【入れ歯の正しく手入れするポイント。やってはいけないお手入れとは?】
カテゴリー:スタッフのブログ
2023年4月25日
日本の入れ歯人口は、約一千万人とも言われています。
食べものを噛んで飲み込むサポートをしたり、発音を明瞭にしたり、
歯が抜けたことで見ばえが悪くなるのを防いだりといった役割があります。
正しくお手入れをして、よりよい食生活を送り健康寿命をのばすことはとても大切なことです。
お手入れを怠ると雑菌が繁殖してしまい、その入れ歯を使うことで健康をそこねることもあります。
入れ歯の正しい使いかた、お手入れのしかたをチェックしておきましょう。
入れ歯のお手入れが必要な理由
・プラスチックの部分は汚れや細菌が付きやすい
・プラスチックの部分はニオイが吸着されやすく口臭の原因になる
・歯茎と入れ歯の隙間には細菌が繁殖しやすい
・プラスチックの入れ歯は傷がつきやすく、傷がつくとそこに細菌が繁殖しやすい
食事をすることで入れ歯にも菌が付着し、汚れたままでは口内の細菌が増えてしまいます。
お手入れを怠ると・・・
- 口臭が発生する
- 口内炎になりやすくなる
- 入れ歯に色素や歯石がついてしまう
- 部分入れ歯の場合、クラスプなどがかかっている歯がむし歯になりやすい
以上のようなトラブルにつながります。
またそれ以外にも健康への影響も考えられます。
自然の歯と同じように入れ歯にもプラークが付着し、そのままの状態にしておくと
カビの一種であるカンジタによる感染や口内炎などを起こしやすくなります。
また、要介護認定をうけたお年寄りの入れ歯に付着したプラークから、
肺炎などの呼吸器感染症の原因となる細菌が見つかったという報告もされています。
やってはいけないお手入れ
基本的には医師に言われた正しいお手入れ方法を実践していれば、長く使い続けることはできますが
多くの方が長く使っていくと段々お手入れが面倒になり工程を省いたり、
自分の解釈で消毒をすることで、摩耗や変形が激しくなってしまいます。
ありがちなNG例は以下の通りです。
・熱湯で消毒する
「熱湯で消毒すれば問題ないだろう」と考えてしまいがちです。
確かに「煮沸消毒」は、殺菌効果が科学的に認められています。
しかし入れ歯を熱湯で消毒するのは絶対にNGです。
歯肉部分は、熱に弱い樹脂から出来ているため、金属床の入れ歯だからといって油断できません。
洗浄剤とブラシでお手入れする、というベーシックな方法で行ってください。
・歯磨き粉でブラッシングする
使用している入れ歯が汚れていた場合、つい磨きたくなりますよね。
綺麗にするために入れ歯も歯磨き粉で磨こうと安易に考えるのも良くありません。
その理由は、歯磨き粉に含まれる「研磨剤」です。
研磨剤で入れ歯をこするとパーツが削れてしまいます。
入れ歯の汚れを落としたい場合は、歯磨き粉ではなく、
専用の洗浄剤やブラシを使って正しい手順でクリーニングすることをおすすめします。
・硬い歯ブラシで磨く
入れ歯を綺麗に保ちたいうという思いから、しっかり磨くために
毛先の硬いブラシや、研磨性の高いメラミンスポンジを使いたくなることもあるかもしれません。
しかし入れ歯の表面が傷つき破損に繋がる原因となるので控えましょう。
汚れがなかなか落ちない場合は、まずは専用洗剤を試し、
それでも難しいときはかかりつけの医師に相談してみましょう。
お手入れをしっかり行っていても使っているうちにすり減ったり、
入れ歯を支える骨が減って粘膜と入れ歯の間に隙間ができたりします。
快適に過ごすためにも定期的に歯科医師に診てもらい調整を行いましょう。
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