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【着脱介護をスムーズに行うポイントや注意点は?】

カテゴリー:スタッフのブログ

2023年4月11日

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体が不自由であるなどの事情で、ご自身の力では衣服の脱ぎ着が難しい方もいます。

そのような方のために行うのが、着脱介護(更衣介助)と言います。

体の清潔を保つだけでなく、生活にメリハリを与え気持ちをリフレッシュするためにも衣服の着替えは重要です。

しかし寝たきりの方の着脱介助は難しく、コツをつかまなければなかなかスムーズにできません。

やり方を間違えると、痛みやストレスを与えてしまうこともあります。

スムーズに着替えを行うコツや注意点などをご紹介していきます。

 

 

着脱介護をスムーズに行うコツ

 

・着脱しやすい服を選ぶ

衣類はその特徴によって、「着替えやすい衣類」と「着替えにくい衣類」があります。

着脱介助をスムーズにするには、まず「着替えやすい衣類」を選ぶことが重要です。

ゆったりとしていて伸縮性のある衣類を選びましょう。

本人が気に入ったデザインの衣類は、気分転換につながります。

着替えやすい衣服とは、主に以下の通りです。

  • 伸縮性のある生地
  • 大きめサイズ
  • 脇から袖が広いデザインのもの、マジックテープや大き目のボタンを使用しているもの

 

・声かけをしながら行う

脱介助する際は動作ごとに、要介護者に声をかけて誘導しましょう。

声を掛けずに要介護者を介助すると、不安感を与えてしまいます。

また、無理な角度で手足を動かすと、関節を痛めてしまう場合があるので注意が必要です。

安全に着脱介助するためには、適切に声掛けをしながら進めていきましょう。

 

 

着脱をする際の注意点

 

・部屋の温度を調節する

服を着替える際には肌が露出して身体が冷えていきますので、

必ず室内の温度調整をしてから着替えに入ります。

室温23~25℃前後の暑くも寒くもない適温に保ちましょう。

 

・転倒、転落に注意する

バランスがうまくとれずにふらついたり、身体を動かした拍子に

転倒してしまう可能性もありますので、十分に注意が必要です。

ふらつきがひどい方の場合には二人体制での介助が必要となるでしょう。

 

・できない部分のみサポートする

寝たきりの方など全介助の場合以外は、できることは利用者ご自身でやっていただき、

できない部分だけ介助者がサポートするようにしましょう。

可能な限り自立した生活を送るために、動かせる部分は動かして機能維持・回復に努めましょう。

 

・皮膚の状態を確認する

皮膚の乾燥、傷やアザがないか、臀部の褥瘡の状態など、しっかりと観察してください。

早期発見・早期治療で重症化を予防できます。

 

 

介護者は動作ごとに声かけをし、コミュニケーションを図りましょう。

要介護者の心身に寄り添い、適切な手順で行いましょう。

 

 

 


 

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