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【高齢者の介護施設の種類について】

カテゴリー:スタッフのブログ

2023年3月30日

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介護施設といっても、さまざまな種類があるのをご存じですか?

介護が必要になり、いざ施設を探そうと思っても、種類が多く違いも分かりにくいですよね。

今回は、8種類の介護施設がどのような施設なのか、その特徴を紹介します。

 

 

特別養護老人ホーム

介護の必要な高齢者を対象とした公的な施設です。

施設に入所し、入浴・食事・排泄などの介助や健康管理、機能訓練、療養上のケアを受けながら暮らします。

公的な施設であるため、民間の有料老人ホームと比べて入居費用が安価なのが特徴です。

入居できるのは、要介護度1〜5に認定された65歳以上の高齢者となっています。

居室には、個室(または準個室)の「ユニット型」や4人部屋等の「多床室」などがあります。

 

介護老人保健施設

医療機関と居宅の中間的な役割を持っていて、介護が必要な高齢者の自立支援を目的とした医療施設です。

医師や看護職員が配置されており、老人ホームなどに比べると医療ケアが手厚くなっています

症状や状態に合わせ、リハビリや栄養管理・食事・入浴などのケアサービスを受けることができます。

要介護認定を受けている65歳以上の高齢者が入居できますが、終身での入居は不可。

公的な施設であるため、入所時の費用はありません。

特別養護老人ホームよりは費用が高めですが、民間施設と比較すると安価になります。

 

養護老人ホーム

心身上の障害や経済的な理由から、自宅で日常生活を送ることが困難と判断された65歳以上の高齢者を対象とした施設です。

地方自治体の審査を受け、「入所が妥当」との判断をされない限り入居することはできません。

 

介護付き有料老人ホーム

各都道府県から特定施設入居者生活介護に指定されている高齢者向けの居住施設です。

施設では入浴・食事・排泄といった身体介護や、掃除・洗濯などの生活援助、健康相談やリハビリレクリエーションといった介護サービスを受けられます。

入居条件は基本的に要介護認定者となりますが、施設によっては要支援者や要介護・要支援に認定されていない人も受け入れています。

また、年齢は60歳以上が多いようですが、認知症などの特定疾病にかかっている人の場合、40歳以上でも入居されるケースもあるようです。

 

住宅型有料老人ホーム

食事サービスを含んだ生活支援サービスを受けることができる施設です。

要支援や経度の要介護認定者はもちろん、自立をしている人の入居も可能です。

最近では、介護付き有料老人ホームと遜色ないサービスを提供するホームも増え、要介護度が進行してもホームでの暮らしが継続できるようになっています。

 

健康型有料老人ホーム

介護や介助が不要な自立している人を対象とした施設です。

入居者が介護が必要になった場合は退去しなければならないきまりとなっています。

 

サービス付き高齢者向け住宅

通称「サ高住」と呼ばれる高齢者向けの賃貸住宅です。

介護や医療の専門スタッフが常駐し、24時間体制で安否確認や生活相談などのサービスを提供しています。

自立をしている人はもちろん、要支援・要介護者の入居も可能です。

夫婦2人で入居をしているという方もいらっしゃいます。

 

グループホーム

5〜9人の認知症患者を1グループとし、介護を受けながら共同生活をする施設です。
認知症の症状悪化を和らげたり進行を遅らせたりするため、家庭的な雰囲気を持っているのが特徴です。
種類によって、それぞれ施設の特徴を持っています。
どの施設が合っているのか、施設選びの際は参考にしてみてください。
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