【季節の変わり目に要注意。高齢者の体調管理】
カテゴリー:スタッフのブログ
2023年3月28日
体温を調整する機能が低下している高齢者は、若い年代の人より寒暖差に適応することが難しくなっています。
特に気温の変化が大きい季節の変わり目は影響を受けやすくなります。
自宅で生活している方も、施設で生活している方も注意が必要です。
寒い冬が終わりこれから暖かくなる季節、体調管理における注意点をご紹介していきます。
なぜ季節の変わり目は体調を崩しやすい?
→自律神経の乱れ
季節の変わり目は、気温が高くなったり低くなったりするため、
高齢者でなくても体温調整が難しくなり、体調を崩しやすくなってしまうものです。
季節の変わり目に体調を崩しやすくなる理由は、自律神経のバランスが崩れてしまうことが考えられます。
気圧の変化や昼と夜の気温差が大きくなることによって自律神経は乱れてしまいます。
気圧の変化や寒暖差に加えて、生活のストレスなども影響することで、
自律神経のバランスが崩れ、体調不良を起こしてしまうというわけです。
自律神経が乱れると・・・
通常は、交感神経と副交感神経の2種類の自律神経が身体の機能を調整してバランスを保っています。
バランスが崩れることで、食欲不振・微熱・倦怠感・不眠・便秘・憂うつ・無気力など様々な不調が現れます。
自律神経のバランスが乱れると体温調節がうまくできなくなり、
ご高齢者の熱中症や低体温症の原因になることがあります。
具体的には、以下のような症状を感じることがあります。
・食欲不振
・便秘、下痢など消化器官への影響
・不眠、鬱、無気力など精神面への影響
・耳鳴りやめまいといった三半規管系への影響
・微熱や倦怠感、ぼーっとするといった全身症状
季節の変わり目に負けないために
自律神経のバランスを崩さないためには、規則正しい生活を心がけることが大切です。
決まった時間に寝起きして、栄養のある食事をきちんと取るなど、生活のリズムを整えましょう。
・バランスの良い食事を心がける
肉、魚,大豆、バナナなどに含まれるビタミンB群は神経の働きを正常に保つ働きを持っていますので、
日常的にしっかり摂るように心がけましょう。
またカルシウムは、イライラした気持ちや興奮を抑えて眠りにつきやすくする働きがありますし、
きのこ類、魚介類や卵類に含まれるビタミンDは免疫力向上だけでなく、カルシウムの吸収が良くなります。
・睡眠の質を上げる
寝ている間は、副交感神経が優位に働いているため、心や体を休ませている状態と言えます。
しっかりと睡眠を取るようにして、自律神経の不具合を睡眠でリセットしましょう。
睡眠の質を上げるためには、お風呂が最適です。
38~40℃の湯で、10分以上ゆったりとつかると副交感神経を優位になるので、
寝付きが良くなり、ぐっすり眠ることができます。
しっかり体を温めることは、高齢者の健康を増進させるのにも有効です。
季節の変わり目の体調管理はなかなか難しいものですが、
生活習慣を少し変えるだけで不快な症状が和らぐこともあります。
食事や睡眠、活動量など生活習慣を一度見直してみましょう。
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