【特別養護老人ホームとグループホームの違いとは?】
カテゴリー:スタッフのブログ
2023年3月21日
グループホームと特別養護老人ホーム(特養)は、どちらも入居型の介護施設です。
認知症に対応している介護施設ですが、この二つにはさまざまな違いがあります。
介護施設を探し始めたばかりの時期だと、施設の違いがよくわからない人も多いのではないでしょうか。
今回は、グループホームと特養の違いについてご紹介します。
グループホームの特徴・入居条件など
認知症に特化した施設で、少人数の共同生活の形式をとるユニット型個室になっています。
そのため大人数の施設に比べて、個別ケアの質が高いという特徴があります。
認知症ケアに効果的なリハビリやレクリエーションが多く実施され、症状の改善を図りやすい環境が特徴です。
グループホームには看護師の配置義務はありません。
看護師がいない施設の場合、医療行為が必要になった際に退去を検討することになる可能性があります。
地域密着型サービスに分類されていることもあり、地域社会との交流にも力を入れています。
地域のお祭り・イベントに入居者が積極的に参加している施設も多くあります。
【入居条件】
・医師から認知症の診断を受けている
・原則65歳以上
・要支援2もしくは要介護1以上の認定を受けている
・施設と同じ市区町村に住居と住民票がある
・共同生活を営むのに問題がない
・医療的処置を必要としない
特養の特徴・入居条件など
特養は 老人ホームとして、日本で最も施設数・入居者数が多いのが特徴です。
常に介護が必要な方を受け入れる公的な介護施設で、要介護状態の方を入居対象としています。
介護職員・看護職員が常駐しているので、必要なケアをしっかり受けることができます。
居室は、「ユニット型個室」や「従来型個室」「多床室」などさまざまなタイプがあります。
【入居条件】
・65歳以上で要介護3以上の認定を受けている
・40~64歳で特定疾病が認められており要介護3以上の認定を受けている
要介護1・2でも、やむを得ない事情がある場合は特例として入居できる可能性もあります。
受けられるサービスの違い
【グループホーム】
認知症ケアの専門的な知識と経験のある介護職員が常駐し、認知症の方に寄り添った生活支援や介護サービスが提供されています。
認知症の進行抑制や筋力維持のために運動と脳トレを同時に行う取り組みも行われています。
また、掃除や洗濯、調理などの家事は、入居者の能力に応じて介護職員のサポートを受けながら共同で行われます。
また、入浴介助や排せつ介助などの介護サービスは入居者の状態に応じて受けられます。
・食事提供、介助
・入浴・排せつなどの介助
・生活支援(掃除や洗濯、調理、買い物代行など)
・レクリエーション
・生活相談
・リハビリテーション
【特養】
寝たきりなど要介護度の高い方が多い特養では、入居者の身体状況に応じた手厚い介護サービスが提供されています。
また、身体をほぐすマッサージやリハビリテーション、レクリエーション、
イベントなどが実施され、なかには機能訓練に対応できる施設もあります。
さらに、看取り体制が整っている施設では、個人や家族の希望を尊重した看取りケアが行われています。
・食事提供、介助
・入浴・排せつなどの介助
・健康管理や緊急時の対応
・生活支援(掃除や洗濯、調理、買い物代行など)
・レクリエーション
・リハビリテーション、機能訓練
・看取り
グループホームと特養を比べてみると、ケアの目的や対象者、提供するサービス内容に違いがあることがわかりました。
介護施設を探すときには、施設ごとのメリット・デメリットをしっかりと理解し、
必要とするサービス・本人や家族の希望条件と照らし合わせて判断しましょう。
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