【加齢性難聴の方とのコミュニケーションのポイント、初期症状や予防方法は?】
カテゴリー:スタッフのブログ
2023年3月17日
聴覚の機能は、加齢とともに低下していくので
徐々にコミュニケーションが難しくなることがあります。
高齢の両親とのコミュニケーションがうまく取れずに、イライラしてしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、聞き手が少し工夫することでスムーズな交流を楽しむことができます。
また難聴の初期症状を見極めて予防策を考えることもできます。
今回は、コミュニケーションのポイントや初期症状等ご紹介していきます。
加齢性難聴とは?
難聴には、さまざまな種類がありますがご高齢者に多いのが「加齢性難聴」です。
加齢以外に特に原因がない難聴が「加齢性難聴」です。
高い音が聞きにくくなり、早い人では50代からその症状が出る人もいます。
《なぜ難聴が起こる?》
内耳の有毛細胞が加齢により減少すると、難聴や耳鳴りなどの症状が起こります。
一度壊れてしまった有毛細胞は元に戻らないため、症状が進んで日常生活に支障をきたす場合は補聴器等で聴力を補うことがあります。
加齢性難聴の症状例
《初期症状》
・耳鳴り
・話す声が大きくなる
・テレビの音量を大きくするようになった
・体温計やお風呂など高めの電子音に気づかない
《症状が進むと・・・》
・言葉が聞き取れず、会話が難しい
・外を歩いていて車や自転車の音に気づかない
・クラクションのような大きい音が聞こえない
初期症状を感じた段階で、耳鼻科を受診し補聴器相談医に診てもらうか、
自己判断で眼鏡店や通販で販売されている補聴器を購入するかで、その後の聞こえ方に影響がでます。
自己判断での補聴器の購入は避け、まずは補聴器相談医のいる耳鼻科を受診しましょう。
難聴の方とのコミュニケーションの取り方
お互いにストレスを少なく、コミュニケーションを取るために
ポイントを押さえておくと良いでしょう。
《向き合って会話を心がける》
後ろや横から声をかけても、どの方向から声が聞こえているのか判断できないことがあります。
相手の正面から顔を見ながら話し始めることで、聞くことに集中でき会話しやすくなります。
《身振りで注意を引いてから話しかける》
あらかじめ注意を引くことで、会話を始めることがわかりやすくなります。
会話の中でも、身振り手振りを交えることで視覚的にも会話を理解できます。
相手の視界に入り、合図をして注意を向けてから会話を始めるようにしましょう。
《聞こえやすい環境を作る》
周りの雑音が多いと聞こえにくいため、テレビを消したり雑音を排除してできるだけ静かな環境を整えましょう。
また暗い場所だと表情や口の動きが見えず聞き取りづらくなってしまうので、明るい場所を選ぶこともポイントです。
《イライラしてしまったら一旦中断する》
難聴の方との会話ではイライラしたまま会話を続けるのはNGです。
相手もヒートアップしてしまい冷静な話し合いが行えません。
自分がイライラしていることに気づいたら、数秒でも良いので一度会話を中断すると良いでしょう。
トイレに立ったり飲み物を取るなど、自然な形で会話を一時中断するのがおすすめです。
予防できることはある?
耳が遠くならないためには、耳の血流障害を防ぐことが重要です。
・大音量でテレビやラジオを聞かない
・適度な有酸素運動
・禁煙
・イヤホンではなくヘッドフォンを使用する
聞こえづらさを感じる前でも、耳の血流を障害しない生活習慣を送れば難聴を予防できます。
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