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【在宅介護で起きやすい事故は?対処法もご紹介】

カテゴリー:スタッフのブログ

2023年3月16日

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長年住んできた自宅での事故、想像しにくいかもしれませんが、

自宅での不慮の事故に遭う高齢者は年々増加しています。

健康な人なら軽い怪我で住むようなことでも、介護を必要とする高齢者の場合は

大怪我につながったり最悪の場合、命を落とす危険性もあります。

在宅介護で起こりやすい事故と、その対策についてご紹介します。

 

 

起こりやすい三大事故

介護が必要な高齢者に多い自宅での事故は、

「転倒・転落」「誤嚥等の不慮の窒息」「溺死及び溺水」が挙げられます。

 

 

転倒事故を防ぐ

高齢者の不慮の事故で最も多いのが転倒です。

転倒場所は自宅などの屋内が半数以上を占めています。

高齢になると運動機能や知覚機能が衰え、ちょっとしたきっかけで転倒しやすくなるので、

事故を誘発する要因をできるだけ排除することが大切です。

居室や寝室など、安全だと思っている場所に危険が潜んでいるのです。

対策

できるだけ室内の段差をなくし、つまずく原因になり得るものを排除しましょう。

階段の上り下りが必要な場合は、階段にものは置かず

手すりや滑り止めをつけるなどの対策が重要になります。

行動がゆっくりな高齢者を、急かしてしまうような声がけも

転倒につながる恐れがあるので注意しましょう。

 

溺水・ヒートショックを防ぐ

溺水事故の多くは浴室で発生していることから、本人だけでなく、家族も一緒になって事故防止に取り組みましょう。

浴室内でヒートショックを起こすと、意識を失いそのまま溺水となる危険性が高いです。

対策

脱衣所と浴室の温度差をできるだけなくし、ヒートショックを防ぎましょう。

また長風呂や、食事直後の入浴も心臓に負担がかかり意識を失う危険性があるので控えましょう。

入浴のタイミングを家族が把握し、異変があったときにすぐに気付けるようにしておくと安心です。

 

窒息事故を防ぐ

溺水に次いで重症化しやすいのが、誤嚥等の窒息事故です。

普段から早食い・食べながら喋る癖がある方は誤嚥しやすいので注意が必要です。

食事方法を少しずつ見直していきましょう。

対策

食事前に、水やお茶で喉を潤して喉の通りをよくしておきましょう。

口に入れる時に無理のないよう小さめのサイズで調理して、

食べる際も一気に口に入れず、少量ずつ食べるようにすると誤嚥のリスクは少なくなります。

家族が見守れる場合は、ゆっくり噛むように促す声がけも効果的です。

 

 

 

高齢者の自宅での事故を防ぐには、危険な場所・場面をどれだけ減らすことができるかが重要になります。

常に事故のリスクがあると考え、できるかぎり安全な環境を整えましょう。

 

 

 

 


 

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