【高齢者の食べる力に合わせた、栄養たっぷりの介護職】
カテゴリー:スタッフのブログ
2023年3月7日
健康な毎日を送るために欠かせない食事。
高齢者にとっておいしい食事ができることは大きな喜びであり、
認知症や寝たきりを予防するためにも「しっかり噛む」ことが大切です。
特に70歳を過ぎると、栄養不足が原因で起こる筋肉や体力の衰え・やせ過ぎの心配が増えてきます。
食生活を見直し、健康的な生活を送りましょう。
今回はご高齢者が食べやすい介護食、必要な栄養などご紹介していきます。
介護食とは
介護食は、噛む力や飲み込む力が弱くなった高齢者の方でも食べやすいように、
柔らかく噛みやすいように調理方法などを工夫した食事のことです。
食事が食べにくいと、それが原因となって食欲が低下したり誤嚥を引き起こす可能性もあります。
食欲が低下したり食事内容に偏りがあると、そこから栄養不足にも陥ります。
そのようなことを防ぐために、食べやすさを考えて調理された食事が介護食と呼ばれています。
食べる力に合わせた調理法
・刻み食
食材を細かく刻んで食べやすくした食事のことをいいます。
口周りの筋力が低下して大きく口を開けられない方、かむ力が弱くなってきた方に適しています。
刻み食は、介護食の中でも食材の見た目や食感が比較的残っていることから食欲が湧きやすいというメリットもあります。
・やわらか食
ソフト食とも呼ばれ、煮込む、茹でるなどして食材をやわらかくした食事のことを言います。
よく煮込む、ムース状にして再形成するなどの調理方法があります。
やわらか食は、歯のない人や噛む力が弱くなった方でも歯ぐきや舌で簡単に潰すことができ、飲み込みやすいのが特徴です。
・ミキサー
食べ物をミキサーにかけてポタージュ状にしたものを言います。
そのまま飲み込むことができるので胃腸に負担がかかりにくく、
噛む力がほとんどない方や飲み込む力が弱くなった方におすすめです 。
・ゼリー食
食べ物をミキサーにかけてペースト状にし、ゼラチンや寒天などを加えてゼリーのようにやわらかく固めたものを言います。
口の中で潰す必要がなく喉の滑りもよいため、噛む力・飲み込む力の両方が弱くなった方に適しています。
口の中でバラバラになることもなく、誤嚥を引き起こすリスクも低いことがメリットです。
1日に摂りたい栄養の目安
・タンパク質の多い食材:肉、魚、卵、乳製品など
・効率よくエネルギーを摂れる食材:炭水化物、脂質
卵や豆腐は消化のよい良質なたんぱく質なので、肉や魚が食べにくい人は、
まずは卵や豆腐でたんぱく質を摂るようにするとよいでしょう。
ただ、肉や魚には、卵や豆腐とは異なるアミノ酸やビタミン、ミネラルなどが含まれており、
毎日摂る食品の種類が多い人ほど高齢になっても活動能力が高く、長生きであるという調査報告もあります。
毎日でなくても、なるべくさまざまな食品を摂れるよう心がけましょう。
高齢者へ食事を提供する際は、調理方法を工夫し食べやすることが大切です。
また盛り付け方や、場所、時間、座り方など、安全に食事ができる環境づくりも必要となります。
何よりも大切なのは食べる本人に合った食事、そして楽しく食べられる環境を用意することです。
介護する方にも負担がかかる場合がありますので、時には市販品なども使い肩の力を抜きながら取り組んでいきましょう。
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