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【高齢者に必要な水分摂取量は?水分補給のコツや注意点】

カテゴリー:スタッフのブログ

2023年3月1日

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高齢になると食が細くなったり脂っこいものが苦手になるものですが、意外と盲点なのが高齢者の水分摂取量。

若いう血は、喉の乾きを自覚して水分を摂取しますが、高齢者の場合のどの渇きを感じにくいうえ、

自発的に水分をとったとしても、「1日の水分摂取量」に満たないことがほとんどです。

水分が不足すると本人も気づかないうちに「かくれ脱水」になっている場合もあるので注意が必要です。

高齢者の水分摂取量の目安や、それを満たす方法についてご紹介していきます。

 

 

理想の水分摂取量

 

一般的に高齢者は、食事を含めて2500ml、食事から摂取する以外に1000~1500ml必要だと言われています

500ml前後のペットボトルなら約3本、コップなら約7杯が目安になります。

起床時、朝食時、10時、昼食時、15時、夕食時、就寝前の合計7回にコップ1杯飲むなど

大体決まった時間に水分を摂ることを習慣にできると良いです。

 

高齢者が水分を摂りにくい原因

・喉の渇きを感じにくい

・食事で満腹になり、水分を摂りにくい

・外出先での水分補給を忘れる

・食事量が少なく、食事からの水分摂取がしにくい

高齢者が水分を積極的に摂らない理由はさまざまですが、ちょっとした促しや働きかけで改善できることがあります。

 

 

水分不足になると起こるリスク

 

高齢者の体液は、成人が体重の60%を占めるのに対して50%と減少しています。

そのため脱水や熱中症を起こしやすく、熱中症による救急搬送患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。

脱水症状が起こると、酸素や栄養素を体の中に届けることができなくなります。

血液の濃度が上がり、固まりやすくなると血栓ができるリスクが高まり、脳梗塞や心筋梗塞につながる恐れもあります。

 

 

水分を摂るコツ

 

いつでも水分が摂れるように手近に飲み物を用意したり、

外出時に持ち歩けない場合は、外出の前後に忘れず水分を摂るようにしましょう。

食事と別で水を飲みのがきついという方は、デザートにゼリーや果物などの水分量が多いものを選ぶというのもおすすめです。

果物で水分を摂取したい場合は、スイカ、イチゴ、ミカン、リンゴ、桃などが良いです。

デザートには、ゼリー、プリン、ヨーグルト、ムース、果物のコンポート、水ようかん、乳酸飲料、牛乳などがおすすめです。

食事も汁物を意識的に多くとり、スープ、味噌汁など(薄味)、豆腐、卵豆腐などを積極的に取り入れるようにしましょう。

 

 

 

 


 

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