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【地域包括支援センターの役割とは?】

カテゴリー:スタッフのブログ

2023年2月27日

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介護を考え始めた時、「地域包括支援センター」という言葉を聞いたことがある人は多いでしょう。

しかし、どう活用していけばいいかわからない方も多いと思います。

地域包括支援センターには、ケアマネジャーなどの職種が在中しており、多種にわたる介護の相談ができます。

上手に活用することで、介護予防の早期着手となり介護そのものを遠ざけることや介護に対する「備え」をすることができます。

介護が始まった時にも慌てることなく対応ができ、心の負担も軽くなることでしょう。

地域包括支援センターで相談できる内容や、利用方法をご紹介していきます。

 

 

地域包括支援センターとは

市町村が設置している、高齢者に介護や医療の支援をする施設です。

高齢者の保険医療の向上、福祉の増進を包括的に支援することが目的とされています。

専門的なスタッフが、高齢者のためにサービずを検討して問題や悩みを解決します。

地域包括支援センター受けられる支援は以下のとおりです。

 

  • 介護予防ケアマネジメント業務

要介護になる恐れのある方に介護予防サービスを勧める業務です。

対象となる高齢者に、日常生活の状況や生活機能の低下の原因について、課題分析を行います。

課題分析の結果から、高齢者にとって適切な目標を設定して介護予防サービスを提供します。

その後も高齢者への目標設定や、介護予防サービスを検討する業務です。

 

  • 総合相談支援業務

住民の相談を受けてさまざまな支援を行う業務です。

地域でのさまざまな関係者とのネットワーク構築を行います。

構築したネットワークから、高齢者の状態や家庭環境を把握します。

高齢者の状態によって、さまざまな専門機関と相談して支援をする業務です。

 

  • 権利擁護業務

高齢者への権利擁護を行う業務です。

成年後見制度の活用や、高齢者虐待の対応などを行います。

虐待事例では、高齢者を老人福祉施設などに措置入所させる場合があります。

また、訪問販売やリフォーム業者などの消費者被害を未然に防止するなど、高齢者の権利擁護をする業務です。

 

  • 包括的・継続的ケアマネジメント支援業務

高齢者が住み慣れた地域で暮らせるようにケアマネジメントを行う業務です。

ケアマネジャーの技術向上や指導、ケアマネジメントの公正・中立性の確保を図ります。

在宅や施設を通じたケアをするため、医療機関や介護支援専門員と協力し連携します。

介護支援専門員が抱える問題などを、他の医療機関と連携し問題解決をする業務です。

 

 

地域包括支援センターを利用するまでの流れ

 

①まずは来所または電話での相談

その日の受付担当職員が相談内容をヒアリングして、どのようなサポートが必要なのか、アドバイスをしてくれます。

「介護のことで誰に相談して良いのかわからない」といった場合も、職員が丁寧に聞き取りをしたうえで、必要な窓口を紹介します。

 

②自宅訪問・本人との面談

地域包括支援センターに在籍している保健師・看護師や主任ケアマネージャー、

社会福祉士や介護支援専門員のなかから担当者が自宅訪問をして、本人との面談を行います。

このとき、利用したい介護サービスが決まっている場合は、担当のケアマネージャーが同行します。

 

③必要なサービス・事業所へ紹介

自宅訪問による面談を経て、担当職員は主に4つのサービスの中から適切な対応をおこないます。

 

 

紹介されたサービスを利用する際には、費用がかかることがありますが、相談は無料です。

「こんなこと相談してもいいのかな?」といった些細な事でも、

気になることがある場合には、まずは気軽に問い合わせてみましょう。

 

 

 

 


 

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