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【高齢者が転倒する原因や場所は?すぐにできる予防法】

カテゴリー:スタッフのブログ

2023年2月20日

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高齢者の転倒は、骨折や頭部外傷など大きな怪我につながることも多く非常に危険です。

転倒が原因となり、入院や介護が必要になることも少なくありません。

入院や寝たきりの状態になることはできるだけ避けたいですよね。

このような事態にならないように転倒の危険性を理解し、しっかり転倒対策をしておきましょう。

 

高齢者が転倒しやすくなる原因

 

転倒の対策をするには、まず原因を知ることが重要です。

 

・身体機能、注意力の低下

高齢になると身体機能が低下し、バランスを崩しやすくなったり自分のイメージ通りに体が動かなくなったりします。

判断や行動も遅くなるため、転倒した時にうまく衝撃を和らげる受け身が取れず怪我につながっていきます。

 

・病気や薬の影響

病気や服薬している薬の影響で転倒しやすくなる場合があります。

薬によっては、ふらつきや立ちくらみなどの副作用が現れることもあります。

薬の副作用が転倒の原因になることを知らない方も多いので、知識として覚えておくと安心です。

 

・運動不足

筋力や体力が低下するだけではなく、判断力の低下や認知機能の低下などにもつながる運動不足。

少しの段差でもつまずきやすくなります。

散歩や体操などの運動を習慣化し、体を動かすようにしましょう。

 

・生活環境

住み慣れた自宅であっても環境が転倒の原因になることもあります。

わずかな段差、濡れた床、床にものが置いてあるなど転倒するリスクはたくさん潜んでいます。

手すりやスロープの設置など、身体状況に合わせた生活環境に整備することが転倒対策になります。

 

 

 

自宅内の転倒しやすい場所

 

実際に自宅内で転倒事故が起きやすい場所は以下の通りです。

 

■浴室・脱衣所

床に残っている水分やシャンプー、リンスなどが原因で足を滑らせる事故が多発しています。

浴槽の段差でバランスを崩しやすい部分がある場合は、踏み台や滑り止めマットなどを設置しましょう。

 

■庭・駐車場

活発に活動している高齢者が転倒しやすい場所です。

ガーデニングや庭の手入れ中に転倒する事故が多く、脚立から落下してしまう事故も発生しています。

若い頃と同じ感覚で作業を行うとイメージ通りに体が動かず、思わぬ事故につながる恐れがあります。

駐車場は、車の乗り降りの際や駐車場の車止めにつまずいて転倒するケースもあります。

身体機能や平衡感覚、視力の低下が原因となっていることが多いため、普段の生活に体力づくりを取り入ると良いです。

 

■ベッド・布団

ベッドからの転落事故や、布団に足が引っかかって転倒する事故も多いです。

ベッドや布団の周辺にはなるべく物を置くのを避け、万が一転倒してしまった場合のけがのリスクにも備えましょう。

 

■玄関

靴を着脱する際にバランスを崩したり、段差を踏み外したりする転倒事故が多くなっています。

段差の先端や玄関マットの裏などに滑り止めを付けると、足を踏み外したり滑ったりなどの事故を軽減できます。

滑り止めを蓄光タイプにすると、暗くても段差が見えるためより安全です。

 

 

やはり段差があるところや滑りやすい場所に注意が必要ということがわかりますね。

普段から体を動かして筋力や運動能力の低下を防ぐことも大切ですが、万が一転倒した際に

大きな怪我につながらないように対策をすることも重要です。

段差をできる限り少なくしたり、滑りやすいと頃には手すり・滑り止めマット等を使用して生活環境を整えましょう。

 

 

 

 


 

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