【老人ホームに入ると外出や外泊はできなくなる?条件や注意点など
カテゴリー:スタッフのブログ
2023年10月12日
老人ホームでの生活について「今までどおり自由に外出できる?」「外泊や旅行には行ってもいいの?」
と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか?
特別な日には家族で過ごしたいのに・・・などの理由から
老人ホームの利用を躊躇されている方も少なくないと思います。
老人ホームでの外出・外泊についてご紹介します。
基本的に外泊や外出は可能
基本的にほとんどの老人ホームでは、外出や外泊をすることが可能です。
家族みんなで旅行に行ったり、お出かけに行ったりする際には、特に制約は受けません。
しかし、老人ホームによっては、入居者の安全を確保するためのルールが設けられている場合があります。
また、まれにルールによって外出・外泊ができない場合もあります。
外出・外泊ができないケース
外泊する場合は事前申請が必要であり、場所によっては最低1日前には申請することが求められます。
また、入居者の容態によって外泊に制限がかかる場合があります。
特に認知症の場合は家族や職員の付き添いが必要になったり、外出そのものが禁止になったりすることがあります。
公共交通機関を利用する場合にも、職員が付き添うなどのルールが定められています。
外出・外泊時の注意点
・外出・外泊先付近の医療機関を確認しておく
常用薬を忘れず持参するほか、外泊や外出中に体調不良になった場合を考慮し、
出先の医療機関を事前に確認しておきましょう。
特に外泊の場合、周辺に医療機関が無い場合は、外泊先を変えることも検討しましょう。
・食事の要否を早めに連絡しておく
外食をする場合など、施設での食事が不要な場合は事前に申請しておきましょう。
施設によってルールが設けられていますので、あらかじめ確認をしておきたいポイントです。
・心身に負担をかけない
ホームに引きこもるよりも、心身の健康に非常に良い効果をもたらせてくれるでしょう。
しかし、外出・外泊による生活リズムの変化が、要介護者の心身の負担になる可能性もあります。
施設に戻った後、スムーズに生活を戻せるよう、起床や就寝、食事の時間は、
できるだけ施設での日常生活に近いスケジュールにするのがポイントです。
・外出、外泊時も利用料が発生する
外出・外泊時は、当然ながら食事や住居などのサービスを受けることはありません。
しかし、その際にも老人ホームの利用料はしっかりと発生します。
入院や旅行によって数週間ホームを留守にする場合も、その数週間分の料金をきっちり支払わなければならないのです。
外出・外泊が自由な介護施設
- サービス付き高齢者向け住宅
- シニア向け分譲マンション
- 住宅型有料老人ホーム
- 健康型有料老人ホーム
日常的な介護が必要なく、もっと自由に外出や外泊がしたいという方は、
上記のような施設への入居を検討してみるのもよいでしょう。
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