年齢とともに体の自由がきかなくなってきた際、食事が生活の中の楽しみの一つになりますよね。

食事の内容が介護施設選びの決め手になる方も少なくありません。

老人ホーム自体が「高齢者の介護」を主目的としていることで、

食事に対する取り組み姿勢によって内容が大きく変わってきます。

そこで、入居後に後悔しないために入居前に確認しておきたい食事のポイントなどをご紹介します。

 

 

食事の大切さ

介護施設へ入居される人にとって、毎日提供される食事の内容は非常に気になるポイントでしょう。

毎日の食事の満足度は日常生活を楽しめるかどうかに大きく左右します。

特に加齢とともに低下する咀嚼能力に対応した嚥下食や生活習慣病に対する療養食の提供など、

個別対応ができるかも重要な入居条件になります。

毎日のことだからこそ食事に対する意識をしっかりと持っておく必要があります。

 

 

入居前に確認しておきたい食事についてのポイント

 

・食事形態

現状は、普通食でも問題のない方でも今後は別の食事形態になることも考えられます。

食事の形態が変わるたびに施設を移動するのはとても困難ですので、

介護職や治療職への対応が可能かどうか事前によくチェックしましょう。

 

・月間の献立

食事内容が自分の好みに合っているかどうか、季節感のあるメニューなのか、

週間や月間の献立表に同じようなメニューがないかなど、全体のバランスを確認しておくことも大切です。

 

・朝食の内容

時間的な制約や人員の確保など難しい条件が重なるのが朝食です。

比較的簡素になりがちな朝食にどれだけ気を配っているかで施設の食事への姿勢が見えてきます。

 

・間食の充実度

食事のほか、おやつの時間を楽しみにしている高齢者も多いでしょう。

間食は気分転換になり、水分補給や軽い栄養補給になるメリットもあります。お

やつにもどのような種類があるか、事前に聞いておくと良いでしょう。

 

食事が毎日の生活に潤いを与えます。

入居前にはまずは食事についてじっくり検討することをおすすめします。