【高齢者の高血圧げ危険なワケ!予防法も紹介
カテゴリー:スタッフのブログ
2023年8月2日
血圧が高い状態とは?
まず血圧とは、心臓から送り出される血液が血管を押す力のことです。
その血圧が正常より高い数値だと、血圧が高い状態となります。
食事や活動量、感情の変化によって日常的に変動するものです。
高血圧とは?
繰り返し測定しても、血圧が高い状態が続いていると、高血圧症となります。
最高血圧140以上、最低血圧90以上が続くと、高血圧と診断されます。
血圧が高いと血管に負担がかかり、血管の内壁を傷つけます。
高血圧はなぜ危険?
高血圧は血管に余計な圧力をかけるため、動脈硬化を早めてしまいます。
心臓は過重労働に対応しようと心筋をふやし、大きくなります。
また血管(主に動脈)は、高い圧に負けまいとして壁を厚くします。
血管が詰まると心筋が血液不足になり狭心症や心筋梗塞(虚血性心臓病)を引き起こします。
また脳の動脈が硬くなると、心筋梗塞と同じような状態で脳梗塞が起こります。
硬くなった細い血管はもろくなり、そこに高い圧力がかかると脳の血管が破れて、出血が起きる状態を脳出血といいます。
脳の血管の障害が原因となって脳が正常に働かなくなるのが、脳卒中です。
虚血性心疾患と脳卒中、どちらも、一度に大きな発作が起こると、命にかかわることがある病気です。
高血圧の予防法
・塩分を摂り過ぎない
・カリウムを多く含む食べ物 (例:ほうれん草、納豆、ひじき、りんご、バナナなど)を摂取する
・肉ばかり食べずに魚や豆腐も摂取する
・毎食「主食・主菜・副菜」をそろえるように心がける
・有酸素運動など適度な運動を心がける
・呼吸、睡眠、温度変化に注意する
できることから日頃の生活を見直し、高血圧の予防と改善に取り組んでみましょう。
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